2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ペルー料理5

前菜は黄色いジャガイモコロッケの上にアボカドやセビーチェが盛られ、いかにもペルーといった感じで、おしゃれな前菜でした。 ロモ・サルタードはレストランや定食屋などどこでも食べることができるペルーの国民食とも言われるほどメジャーな料理で、牛肉の…

ペルー料理4

この時もマッシュポテトは柔らかく、ソースのように使われていました。 ニンニク風味のバターライスは円筒形でした。 ペルーの国民食ともいえるセビーチェは魚介類(白身魚や甲殻類、タコや貝類)と唐辛子、スライスした紫玉ねぎをライムのしぼり汁で締めた…

ペルー料理3

クスコのレストランでは「コンドルは飛んで行く」他ペルー音楽の生演奏付き、日本人へのサービスなのか「千の風になって」も演奏されました。 ここでいただいた「パパ ・ア・ラ・ワンカイナ」には鶏肉とライスが添えられ、メインの位置づけになっていました…

ペルー料理2

ペルーは、ジャガイモの原産地でその種類450以上とも言われ、ジャガイモを使った様々な料理があります。中でも有名なのが「パパ ・ア・ラ・ワンカイナ」です。「パパ」はジャガイモのことで、ワンカヨ(地名)風のジャガイモ料理と呼ばれるこの前菜は、ゆで…

ペルー料理1

目的地に到着するまでの所要時間が最も長い海外旅行は、日本の裏側にある国南米ペルーでした。往きは34時間25分、帰りは28時間25分、平均すると片道31時間25分。往きはサンフランシスコ、サンサルバドル、サンホセ経由でようやくリマ(ペルーの首都)にたど…

スペイン料理7(終わりに)

かつては香辛料を求めて探検家が活躍し、世界の地図を塗り替えるほどの歴史を持ち、現在も香辛料の産地でありながら、自国での消費はわずかということでした。数あるスペイン料理の中からほんの一端に触れたにすぎないこの旅でも、ニンニク、パセリが主でた…

スペイン料理6

パエリヤはバレンシア発祥の米料理。レストランで注文したパエリヤは待たされること1時間以上。「注文を受けてからコメを洗い出したんじゃないの?」という会話が出るほどでしたが、昼食時間2時間を超えるスペインにとって驚くことではないのでしょう。おか…

スペイン料理5

マヨルカ島での食事は魚介類のオンパレードでした。 マドリードのバールで食べた時も感じたことですが、魚介料理をみてもスペイン料理はオリーブ抜きには語れないとつくづく思います。その9割をオリーブ油に加工するといわれ、デザート以外の料理にはほとん…

スペイン料理4

下のイラスト、見覚えがありませんか。イタリア料理の時に出しましたが、スペインならではの料理が並んでいるので再登場となりました。 まずは、ガスパチョから ガスパチョはキュウリ・トマト・ピーマン・玉ねぎなどの野菜に、ニンニク・オリーブ油・酢、パ…

スペイン料理3

アルマグロは、マドリードの南カスティーリャ・ラ・マンチャ州にある街です。ラ・マンチャといえばドン・キホーテの舞台となった地として世界的に有名な所です。 アルマグロでは、ラ・マンチャ地方を起源としたことにちなむ「マンチェゴ」のついた料理が出ま…

スペイン料理2

夕食を摂った「ボティン」は、世界最古のレストラン(1725年創業)としてギネスブックにも認定され、ヘミングウエーが常連客だったことでも有名なマドリードのレストランです。 ボティンが誇る料理は、まだ草を食べる前の母乳のみで育った子豚を、創立以来の…

スペイン料理1

スペイン人は1日に5回食事をとり、シェスタ(休憩+昼寝)の習慣があることはよく知られています。シェスタの習慣は日本人の感覚で考えると生産性が低いと感じるのですが、日照時間が長く(夜9時過ぎても明るいのです)、活動可能時間が長いスペインでは、暑…

ポルトガル料理3

ポルトガルの代表的な魚といえば、バカリャウという塩漬けにした干しダラですが、何で海に面した国でタラをわざわざこんな風にして食べるのだろうかと不思議でなりませんでした。 大航海時代に長期保存をする必要性から生まれたのだと知って納得しました。 …

ポルトガル料理2

ナザレはリゾート地として知られていますが、漁師町としても有名で、塩をふって炭火で焼いただけのシンプルな「鰯の塩焼き」は代表的な料理です。日本ではご飯と醤油が主流ですが、ポルトガルではオリーブ油にレモン、それにホクホクのじゃがいもをつけるの…

ポルトガル料理1

初めての海外旅行は1985年で、スペイン・ポルトガルを中心とする15日間の「南欧食品事情視察」の旅でした。食の研修とともに、各地の歴史的な遺跡や美術館を巡り、過去の栄光のスケールに驚愕の連続だったのですが、ここでは食の周辺に限定します。 ポルトガ…