2024-01-01から1年間の記事一覧
夕食は今回で終わりにしますが、残り20数種類の中から心に残ったものを取り上げてみます。 「スモークサーモン、アロマチーズムースとバジルソース」という名前の前菜。ボリュームのあるスモークサーモンにバジルソースのさりげない盛り付け。 「ロブスター…
ドレスコード「イタリアン」の日はスタッフの衣装もテーブルセンターもイタリアン。 遊び心満載! 選んだ料理も何となくイタリアンっぽくなりました。 前菜は2種類。 「生ハム、モッツアレラチーズ、チェリートマト」。 盛り付けはちょっと乱雑でしたが色は…
金沢から済州島へ向かう、終日クルーズの日の夕食です。 前菜の「シーフードカクテル」は盛り付けがおしゃれでした。 「ビスク」というのは、えびやカニなどの甲殻類を使ったフランス料理のスープで、見た目派手さはありませんがロブスターから出る旨味が濃…
済州島観光を終えた日の夕食は、意識したわけでもないのになぜか地中海に面した国(イタリア、フランス、スペイン、ギリシア)の料理を選んでいました。 アンティパスト・ミストは、イタリア語で「前菜の盛り合わせ」という意味で、サラミソーセージやパンチ…
ドレスコード「ホワイト(白いアイテムを身にまとう)」の日の夕食は比較的軽めにして正解でした。 理由は後で。 タコのマリネ ガーデンサラダ レモン風味のリゾット ハーブ風味の白身魚のフィレ キャラメルのババロア 夕食後19:30よりイタリアのテノール歌…
毎回、料理を選ぶ前にまずメニュー表の写真を撮ることから始まります。 始めの頃は沢山の料理の中からどれを選ぶか迷い、他の方が選ばれた料理を見て「しまった、あちらの方が美味しそう」と思うことも多々ありましたが、そのうち要領を覚え比較的うまく選べ…
終日クルーズ最後の日の昼食は、これまでと異なりかなり控えめです。10日間もクルーズの旅が続くと、本当に食べたいものだけを厳選して選ぶようになった気がします。スープや麺、パン(バーガー)、米料理もあったのに、選んだのはオードブル、サラダ、メイ…
この日は鹿児島へ寄港する日でしたが、「ビハインド・ザ・シーン・ツアー」(見学料50ドル)といって普段は見られない船内の裏側を見学できるツアーがあることを知り、寄港を取りやめてゆったりとした気分で摂った昼食が以下の料理です。 レタス、アスパラガ…
寄港地済州島、東門市場の中で食べた「海鮮チゲ」。昼食時間帯で、従業員不足とあってかなり待たされた上、私がハングルで注文したら、応対したのは中国人だったためメニュー表を指さして注文してほしいと言われ、何だか妙な感じでした。 チゲには、雑穀米の…
終日クルーズの日の昼食はメインテーブルでいただきましたが、何と夕食に匹敵するような内容のメニュー。前菜・サラダ各2種類、スープ・スパゲティ各1種類、メインディッシュ・デザート各6種類の中から選んだのが下記のものです。 「ウォルドーフサラダ」は…
最初の寄港地函館で食べた「海鮮丼定食」は、6種類の鮮魚が入っていますが、1切ずつのミニ丼。ココットに入っているのはイカの塩辛。重い朝食だったのでこれくらいでちょうどよかった気はします。 秋田では長い行列の末、やっと「きりたんぽ鍋」にありつけた…
8,9,10日目は以下の通りです。 8日目:鮭セット(おかゆ、みそ汁、鮭の塩焼き、卵焼き、金時豆、ヒジキ、切り干し大根、フルーツ)、スモークサーモン、フレンチトースト、サラダ、コーヒー、パイナップルジュース 9日目:鯖セット(おかゆ、みそ汁、鯖の…
6日目は終日クルーズの日なので朝食はゆっくりビュッフェで摂り、7日目はメインレストランで、和洋取り混ぜの朝食。 鮭和食セットの内容はみそ汁、鮭の塩焼き、卵焼き、金時豆、フルーツ、ヒジキの煮物、切り干し大根の煮物。 クロワッサンとサラダ、アップ…
5日目もメインレストランで、和洋取り混ぜの朝食。今回は写真での紹介です。 前日と同様の「鯖朝食」ですが、フルーツ、梅干し、納豆、明太子、きゅうりの漬物がついていません。案外気まぐれなのねえと思ってしまいます。 サラダ(レタス、トマト、玉葱、人…
朝食はメインレストラン(6:30~8:30)とビュッフェ(5:30~11:00)、どちらで食べてもOKです。 最初(2日目)の朝食はビュッフェに行ったのですが、メニューが多すぎて選びきれない上あまりに人が多くて席を確保するのも一苦労、というわけで3日目はメ…
11月5日から「日本一周クルーズ10日間の旅」を楽しみました。 東京出航で、寄港地は函館、秋田、金沢、済州島、鹿児島、そして東京入港、好天に恵まれた旅でした。 これまで、クルーズの旅は「飛鳥Ⅱ」を2回経験していますが、様々な点で違いがありました。今…
1986年から2019年までの33年間で海外旅行回数は35回、訪問した国は30ヶ国に及び、食べた料理を記録したイラストは溜まりに溜まって膨大な数になっていました。 定年後何とか纏めてみたいと思いつつも、どこから手を付けてよいかわからないまま約10年余の歳月…
西安と敦煌の旅は食物研修の旅というよりは、世界遺産に指定された兵馬俑坑をはじめ砂漠の大画廊莫高窟など、ドラマを秘めた史跡の数々を巡る旅という色彩が強い旅だったように思います。これまで訪れた中国では「食」に関してその地ならではの名物料理や特…
午後は、王維の詩に歌われた「陽関」、映画「敦煌」のロケ現場「敦煌古城」、「敦煌県博物館」等の見学でした。 陽関は古代シルクロードの関所跡で砂丘に囲まれており、現在ではほとんどが砂に埋もれています。 陽関といえば、高校時代に諳んじていた王維の…
午前中、視察した敦煌料理学校での様子を少し紹介します。 野菜やボールなどと一緒に靴が置かれていた(棚の一番下)のにびっくりして思わず写真に収めました。 まな板、食材、調理器具が雑然と置かれていて、えっ、ここで作るの?とこれまたびっくり。 日本…
午後見学した莫高窟は世界最大級の仏教石窟寺院で、700以上もの石窟があり仏教美術の宝庫とも呼ばれるほど美しい壁画や仏像が大量残されています。その中の極一部を見たに過ぎないのですが、長い年月をかけてできたものとはいえ、その規模に圧倒されます。あ…
西安から空路で敦煌へ。敦煌は、シルクロードの分岐点として古くから栄えた砂漠の中のオアシス都市で、到着後まずはシルクロードの雰囲気を体感させるような鳴沙山、月牙泉への観光から始まりました。 鳴沙山は、風が吹くと砂が鳴くような音を出す砂丘として…
最後の日の午前中に見学した兵馬俑坑は、写真で見たことはあるものの、実物はやはり圧巻でした。 1974年に村の住民が井戸を掘ろうとした際に発見されたという兵馬俑は、来世でも始皇帝を守るために埋められた8000体ともいわれる兵士や馬をかたどった陶製の像…
4日目に敦煌から西安へ到着後見学したのは中国西安のシンボルともいえる大雁塔です。 唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保管するために作られたもので世界遺産にも登録されています。 夕食は餃子がメインの料理。西安は餃子で有名です…
関空から西安到着後の市内観光は西安城壁と西安碑林博物館でした。 城壁は、西安市内を長方形に囲む長方形の壁で、中国に現存する城壁の中で最大の規模を誇り(高さ約12m、城壁上部の幅12m~14m、一周の長さ約14km)東西南北4つの大きな門があります。 西に…
中国食物研修の旅として西安と敦煌を訪れたのは25年前の1999年8月でした。 かつて王朝が置かれていた時代に長安と呼ばれ、多くの日本人が遣隋使や遣唐使として派遣された西安は、シルクロードの起点でもあります。 シルクロードの分岐点として栄えた敦煌は近…
今回取り上げた東南アジアの国は、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアでしたが、すでに取り上げたベトナムも含めて東南アジアの食を概観してみると、共通しているのは南国らしい食材(香辛料、南国フルーツ、米、ココナツミルク等)の利用と中国…
昼食はレストランでインドネシア料理。インドネシアの料理・食品としては「ナシゴレン(炒飯)」「サテ(串焼き)」「ガドガド(温野菜サラダ)」「テンペ(大豆発酵食品)」「サンバル(辛味調味料)」程度の乏しい知識しかなかったので、どんなものが出る…
インドネシアの旅のハイライトは、ボロブドゥール寺院遺跡群としてユネスコの世界文化遺産に登録されているボロブドゥール寺院とムンドゥット寺院の見学でした。どちらも大規模な仏教遺跡で世界的な石造遺跡。ガイドさんより得た遺跡の歴史や見学ポイント、…
ジャワ島中部のソロ(スラカルタ)へ移動し、そこから小型バスに乗り換えて茶園へ行き、紅茶工場の見学をしたのですが何とも雑な作り方で、ジャワティーへの思いは萎んでしまいました。 ソロの知名度は低いのですが、古くから栄えた歴史を持つ古都の一つで、…