2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

東南アジアの食文化3(マレーシア1)

同じ東南アジアですが、タイのバンコクからマレーシアのクアラルンプールへ着くと人々の顔立ちが違っているのに気づきました。一人ずつだと判別しにくくても集団になると何となく違いが見えるような気がします。 マレーシアは東南アジア諸国としてはシンガポ…

東南アジアの食文化2(タイ)

タイのバンコック市内見学はメコン川クルーズから始まりました。 船に乗って水上マーケットを視察したのですが、まず川の汚さに驚き(川で泳いでいる子供もいてこれまたびっくり)、船がひしめき合っているのにぶつかりもせず、また船着き場では乗船・下船の…

東南アジアの食文化1(プロローグ)

食生活研究会主催のタイ・マレーシア・シンガポール8日間の食物研修は34年前の1990年。この旅行で忘れられないのは機内食がすべてロイヤルエグゼクティブクラスだったことです。タイに到着する時間が4時間遅れ、しゃぶしゃぶ料理が没になった引き換えだった…

台湾の食文化26(エピローグ)

3度の台湾旅行の「食」を眺めてみると、多彩な内容だったなあと思わざるを得ません。 茶業博物館・凍頂・梨山の茶業関連見学、茶葉料理、茶芸館での茶会等「茶」を軸としたもの。 海鮮料理、精進料理、蒸し料理、潮州料理、江南料理、福建料理、凍頂地区の料…

台湾の食文化25(蒸し料理)

炒め物が出ない蒸し料理中心のちょっと珍しい夕食です。 日本では、蒸し器を使う煩わしさからか、最近めっきり蒸し料理が減ったようですが、台湾では小籠包、蒸し餃子以外にこんな食材も蒸し料理として出ました。 海老の蒸し物は納得ですが、イノシシみたい…

台湾の食文化24(海鮮料理)

夕食は、台北へ帰る途中の宜蘭で海鮮料理。料理の数は昼食の2倍にもおよび、魚の種類も、イカ、エビ、蟹、フカヒレ、エイ、とこぶし、スズキ、カラスミといった豪華版なのですが、何せ疲れ切っていて、おまけに遅い夕食だったこともあり料理内容の割に感動が…

台湾の食文化23(梨山)

この時の旅行で強烈に覚えているのは、8人乗りの車を2台チャーターして日帰りで梨山を往復したことです。大変な強行軍でした。 台湾高山茶の中でも有名な梨山ですから中国茶メンバーとしては行く価値のある所ではあったのですが、かなり長い時間をかけてくね…

台湾の食文化22(欣葉101、佛跳牆)

現役最後の年(2011年)の海外旅行は、「北九州発着直行チャーター便」の台湾で、これといったテーマもない気楽なもので、どこを見学したのかさえ覚えていない体たらくなのですが、ある意味で忘れられない旅になりました。 台湾1日目の夕食は「欣葉101」。地…

台湾の食文化21(明月湯包、小籠包)

最終日は基隆市内を見学し、台湾最後の食事となる昼食は「明月湯包」。小籠包の美味しいお店としてガイドブックにもよく取り上げられ、観光客だけでなく地元の人にも人気の高いレストランです。 海老と卵入りの炒飯はオーソドックスですが、絶品でした。酸辣…

台湾の食文化20(精進料理)

中国の精進料理については広東省、四川省のものをすでに紹介しています(それぞれ2023年5月9日、2023年7月13日)。その特徴は、こんにゃくや大豆・小麦粉製品等の性質を活かして肉・海老・烏賊・うなぎの食感を巧みに表現した多彩な「もどき料理」が充実して…