東南アジアの食文化3(マレーシア1)

                                   

 同じ東南アジアですが、タイのバンコクからマレーシアのクアラルンプールへ着くと人々の顔立ちが違っているのに気づきました。一人ずつだと判別しにくくても集団になると何となく違いが見えるような気がします。

 マレーシアは東南アジア諸国としてはシンガポールに次いで華僑の割合が高く、中国料理店も多いようで、夕食は中国料理店での海鮮料理。出国してから機内食とタイ料理だけだったので、久々の中国料理にほっとしたものです。

 四川風のピリ辛味のカニ料理はおいしくてあっという間になくなりました。

 暑い時期に鍋とはねえという気はしますが、中華風の味付け・料理法・具材を特徴とする火鍋はマレーシアでもよく食べられているようです。日本だと鍋物は最後にご飯を入れて雑炊にしますが、ここでは米の代りにビーフンや中華そばでした。

 炒め物や空揚げ、炒飯、焼きそば等日本人好みの料理が出てきて、中国料理が世界で受け入れられる理由がわかるような気がします。