広東料理

広東料理13

「雲南省の伝統食研修」の帰りに寄った広州三大酒家の一つに数えられる老舗レストラン「泮渓酒家」での夕食です。以前昼食で飲茶を食べに行ったことはありますが、点心のメニューは1000種類を超え、500種類ものメニューを持つ広東料理店としても屈指の存在と…

広東料理12

「雲南省の伝統食研修」の帰りに昆明(雲南省の州都)で食べた潮州料理です。潮州市は広東省の東部に位置し、福建省とも接しており多くの華僑を出していることでも有名です。 潮州は鳳凰単欉という烏龍茶を産すことでも有名で、茶摘みと製造工程の見学をした…

広東料理11

「広東飲茶を極める旅」の最後の夕食はちょっと高級感のある料理で、価格も一桁アップです。 コリっとした食感のクラゲや広東省ならではの広東ダック。 イセエビのあんかけ料理や姿のまま蒸してソースをかけた魚料理(中国の魚料理はこのスタイルが多いです…

広東料理10

昼食の「飲茶」は、広州三大酒家の一つに数えられる老舗レストラン「泮渓酒家」でいただきました。 広東省ならではのエッグタルトと大根餅。大根餅は福建省や台湾でもよく出てきます。 いろいろな水晶餃子をいただきました。普通の餃子の皮は小麦粉で作りま…

広東料理9

香港から戻った広州の夕食もまたおごちそうづくめ。 毎度おなじみ「鶏の足」、広東名物「チャーシュー」も顔を見せています。いろいろな食材を使った炒め物、茹でもの等多彩です。 どんな味がするのだろうと想像力を掻き立てる料理の中にあって、異色なのは…

広東料理8

「飲茶を極める旅」のハイライトは香港「唐朝」での飲茶三昧の昼食。 「唐朝」は香港スィーツ(特にマンゴープリン)で超有名なレストランですが、スイーツだけでなく塩味の点心も豊富で、お客さんでごった返していました。東京や大阪、京都、名古屋などにも…

広東料理7

2002年の年の瀬に出かけた「広東飲茶を極める旅」、最初の食事は広州のレストランの夕食でした。 広東料理の特徴が随所に見られます。 「アヒルの丸焼き」は北京ダックではなく「広東ダック」。北京ダックは皮がメインですが広東ダックは皮も肉も食べます。 …

広東料理6

毎回おいしく珍しい料理の連続でしたが、特に広州での夕食は旅の最後を飾るにふさわしいものでした。 子豚の丸焼きは、北京ダックと同様皮だけを食べる広東の贅沢な名物料理。 日本で焼き豚と呼んでいる叉焼(チャーシュー)も広東省の伝統料理です。 広州人…

広東料理-5

日本で中国の麺料理というと、担々麺、ジャージャー麵、ラーメン(中国語の「拉麺」に由来しますが、今では「日本食」として世界的なブームを巻き起こしています)が浮かびますが、中国では麺の原料(北方では小麦粉、南方では米)、スープの種類、作り方を…

広東料理4

潮州開元寺前のレストランでいただいた精進料理です。精進料理は魚介・肉・卵等の動物性食品、ネギ・ニラ・ニンニク等香りの強い野菜を使わないのが鉄則。そんな制約の中で発達したのが、植物性の食材を使って肉や魚を模した「もどき料理」で、この精進料理…

広東料理3

茶農家で茶摘み体験と鳳凰単叢の製造工程見学を終え、客家円楼(福建省と広東省の県境に点在している円形の巨大集合家屋で、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています)の視察後、食べるのにはちょっと勇気のいる昼食が待っていました。 20年前のことなの…

広東料理2

2002年5月に「広東の銘茶『鳳凰単叢』の里を訪ねて」というテーマで広州・仙頭・潮州を訪れました。 鳳凰単叢は広東省潮州市鳳凰山産の烏龍茶です。潮州で茶摘みを経験し、お茶の製造工程を見学し、茶市場でお茶と茶器を買うという「中国茶三昧」の旅でした…

広東料理1(プロローグ)

海外旅行中、料理面で裏切られることのなかったのは中国。国土が広く地域による気候風土が異なるため、採れる食材も食べ物の味もかなり異なり、中国で食事するたびに「えっ、こんな料理もあるの?」とその多様さに圧倒され、かなわないなあと思うことが度々…