8月はお休みしてもよかったけれど、盆も過ぎているしという理由で実施した料理教室。
メニューは「薄切り肉の豚の角煮」「トウモロコシの松風焼き」「ゴボウの揚げ麺」「サイダー羹」「胡瓜とカニカマの酢の物」。
豚の角煮は薄切り肉を縦横に巻いて塊にしているので短時間でできるのがミソ、松風焼きはトウモロコシと豚ミンチと調味料類を混ぜて平たく延ばしオーブンで焼いただけの安直料理、ゴボウの揚げ麺は、ゴボウを麺に見立て野菜やキノコ入りの餡をかけた私の十八番料理、酢の物は、酸味のものを補うために入れただけのレシピ無し、勝手に作ってというもの。

今回のハイライトは「サイダー羹」。寒天の中にサイダーの気泡が分散して固まり、見た目にも涼しげで食べた時にサイダーの泡がはじけ清涼感を感じる夏向きのゼリーです。 ネットで調べたら「昭和40年代に富士市の学校給食で開発され、最近ではSNSをきっかけに全国的に人気を集めている」と記載されていましたが、大学1年(昭和39年)時の調理実習で習っているので、もっと前から作られていた筈です。
これには、ちょっと苦い失敗談があります。調理実習で感動した私は、夏休みに入るとすぐに「今から凄いものを作るから見ていなさい」と弟3人を前に並べ得意げに作ったものの、サイダーを混ぜる時の寒天液の温度が高すぎて泡はシュワッと消えてしまい、単にサイダーという液体入りの寒天ゼリーと化した無残な結果に終わり「それがどうした?」とバカにされた姿が今でも目に浮かびます。ノートには「混ぜる時の温度が大事とその温度まで記載しているにもかかわらず、感動だけが先走った失敗でした。
在職中、残ったサイダー羹を冷蔵庫に入れて翌日見たら泡が消えて単なる寒天ゼリーになっていて、市販されない理由を理解でき、ちょっとした発見をしたような気分になり「これは家庭でしか味わえないのですよ」と、御大層に教える自分がいました。
「学校の先生って今知ったことでも前から知っていたかのようにしゃべるのよね」と言っていた人を思い出します。













