2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
メコン川クルーズの後、昼食をとったレストラン(mekong rest stop)は2009年に皇太子殿下(現天皇陛下)が訪問されたとかで、入り口にはその時の写真が飾られていました。 メインはメコン川でとれた「エレファントフィッシュ」を鱗ごと揚げた唐揚げです。像…
前回、ベトナムの宮廷料理は見た目の美しさが特徴と書きました。 その象徴ともいえるのがバラ細工のスイカでした。 ベトナムの料理で真っ先に思い出すものは?と問われてすぐに頭に浮かぶのはバラ彫りスイカ。出てきたとき一斉に「おー!」と思わず感嘆の声…
知人の紹介で行ったベトナムの宮廷料理。 宮廷料理は約150年にわたってベトナムを統治したグエン王朝時代に歴代皇帝が愛した料理で、こだわりは見た目の美しさ。古都フエはベトナム中部の都市で、この地は豊かな南部に比べ食材が限られているため、いかに美…
昼食はベトナム感満載の料理でした。 最初に出た一皿は、ベトナムを代表する生春巻き。これに添えられた赤かぶのバラ細工はお見事でした。 胡麻とお漬物をのせたおこげも、ベトナムが米文化国であることを物語っています。 マンゴージュースも混じりけなし申…
まず訪れたのはホーチミンから車で約1時間半のクチトンネルでした。ベトナム戦争中に、南ベトナム民族解放戦線(通称ベトコン)によってゲリラ戦の拠点として作られた巨大な地下基地で、カンボジアの国境付近まで張り巡らされた全長250kmのトンネル内には数…
ベトナムといえば1955年~1975年まで20年間続いた「ベトナム戦争」が条件反射のように頭に浮かびます。 私が大学生だったころ(1964~1968年)反戦デモに参加する学生の姿をよく目にしましたが、当時ノンポリ(政治に無関心なという意味で、今では死語になっ…
フォン(だし)やバターなどの油脂、酒類、香辛料など様々な材料を用いて作られるフレンチのソース。中には芸術作品と呼ばれるほど完成度の高いものもあり、まさにシェフの腕の見せ所なのかもしれません。 ただ、料理とソースの関係を眺めてみると、ヌーヴェ…
フランスの料理に触れて感じることは、フランス料理がイタリア料理を原型としているため、献立構成など若干似たところはあるものの、料理自体はかなり異なり、その違いを特徴づけているのはソースではないかということです。今回取り上げた料理でも、オード…
ベルギー訪問2回目の時の夕食です。 前回同様山盛りのムール貝はとてもおいしく、私がビデオ撮影している間に残り少なくなっていました。 ビールが好きでもないのに2種類も注文したのは単なる好奇心。ビールの味に疎い私でも違いがはっきり分かる味わいでし…
初めての海外旅行の最後の晩餐はベルギーでの夕食で、キリストの最後の晩餐と同じ13人! 概してヨーロッパでの食事時間は長いのですが、最後ということもあったのか、何と3時間にも及びました。これだけの料理でよく3時間も持ったという気はしますが、最後な…
ベルギーには2回行きましたが、いずれもパリからの帰りに寄ったもので滞在はせいぜい1~1.5日です。 ベルギーの料理はフランスの食文化に影響を受けているといわれますが、確かにこの時の昼食もフランス料理の延長線上にあります。 違いといえば、フランスだ…
駆け足でパリ市内観光とオルセー美術館の見学。オルセー美術館は2回目ですが、広すぎて短い時間で鑑賞するには限定して鑑賞するしかなく、熱血ガイドさんが説明されたのは印象派の絵画。駆け足旅行で行くところではないなあと思います。翌日のロンドンでも同…
モン・サン・ミッシェルを見てパリに帰る途中夕食をとるためルーアンに寄ったのですが、この地はジャンヌダルクが19歳で火刑に処せられた地として有名です。 比較的リーズナブルな旅行費用は食事内容にも反映されていて、先に訪れたドイツやスイスは、もとも…
ここからは、2013年に「8日間でヨーロッパ4か国」という駆け足旅行で寄ったフランスでの食事記録です。 この時のフランス観光の目玉は「海に浮かぶ修道院」として有名なフランスの修道院モン・サン・ミッシェルで、1979年にユネスコの世界遺産に登録されてい…
1日だけのパリ観光は午前中がオルセー美術館、午後はフォンテンブロー城、夜はモンマルトルにあるシャンソン酒場へと繰り出しパリを満喫したはずでした・・・・・ フォンテンブロー城での日本人用ガイドさんは「いらっしゃいませでございます」調の日本語を…
アビニヨン~パリ間の新幹線の中で食べたお弁当。これは2022年8月1日に「弁当1」としてトップに登場させたものの再渇です。 添乗員から「今日の昼食はお弁当です」といわれ、日本のお弁当を想像して期待していたのに、渡されたのは白いビニール袋の中に無造…