2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
2回目の雲南省は10年後の2002年で、日本調理科学会九州支部第1回海外研修(雲南省の食文化を訪ねて)への参加でした。 福岡空港から広州へ飛び、国内線に乗り換えて昆明に到着したのは夜間で、予定されていた昆明名物料理の夕食がフイになり、宿泊ホテル近く…
西双版納で食べた広東風料理は、イラストを見ただけでもちょっと趣が異なり、これまでの西双版納の料理に比べて人の手が加わった感じです。 玉米湯(コーンスープ)は日本でもおなじみのスープです。 中国では一般にご飯も料理と同様大きな器に盛られて出て…
タイ族の集落で見学した高床式住居の中は、台所、寝室、応接室等の主要な生活空間は2階にあり、1階には家畜小屋と農機具置き場や倉庫等がありました。 高床式住居は、通風性に優れ夏は涼しく、激しい降雨による洪水から家屋や財産を守り、動物やヘビ等の爬虫…
西双版納・タイ族自治州に位置する勐海県(もうかいけん)での昼食は、炒め物中心のありふれた料理でした。ハチの子は日本でも食べられていますが、どう見たって蛆!食べるのに勇気が必要でした。近い将来昆虫食は日常になりそうで、案外抵抗なく食べられる…
昆明から西双版納へは空路で30分程度です。 宿泊したホテルは、冷房は壊れているうえ、電気も2か所しかつかず、カーテンを開けようとしたらはずれる等、宿泊客の少ないホテルなのだろうかと思ったくらいでした。 夕食は、昆明で食べたものと同様、炒め物中心…
中断していた雲南省の食に戻ります。 雲南民俗学院の先生から少数民族について講義を受けた後資料館を見学。民族による様々な違い、特に文字の違いは大変面白いものでした。日本と中国の漢字の違い(中国の漢字はかなり簡略化されていますが、何となく意味は…
「えっ、どうしてこんなところで会えたの?」と思うような話です。 先日、ソウルのYさんから11月5日に日本に行くので都合がよければ食事でもと誘われましたが、あいにく同時期に私も旅行ということで、「残念だわね、また今度」ということになっていました…
旅の楽しみの一つは食事。お客が変わるわけではないので、飽きの来ないよう料理の種類やメニューが工夫されています。 夕食を例にとると、フランス料理、日本料理、イタリア料理、日本料理、フランス料理といった具合です。 朝食以外は5日間すべて異なる料理…
天候に恵まれた6日間の旅、遅ればせながら、、、 博多港発着、瀬戸内海を周航、小豆島・熊野観光予定でしたが、小豆島は風が少し強かったため(ボートで桟橋まで渡ることが出来ず)中止になりました。 船内での楽しみは色々あるので退屈はしませんが、ちょっ…
1回目の1992年は省都の昆明から西双版納まで直行便が飛ぶようになって間もない頃で、テーマも「西双版納の民族探訪-日本のルーツを訪ねる-」というものでした。 西双版納は雲南省の最南端、ラオスとミャンマーに接し、当時としては秘境の地といった感じで…
雲南省は中国南西部に位置し亜熱帯の気候で、ベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接しています。面積は約39万平方㎞、日本が約38万平方㎞ですからほぼ同程度です。 中国は人口の9割以上を占める漢民族と55の少数民族からなる多民族国家ですが、中でも雲南…