奇跡的?な出来事

 「えっ、どうしてこんなところで会えたの?」と思うような話です。

 先日、ソウルのYさんから11月5日に日本に行くので都合がよければ食事でもと誘われましたが、あいにく同時期に私も旅行ということで、「残念だわね、また今度」ということになっていました。クルーズ初日の5日に博多駅で降りて改札口に向かうホームで私の名前を呼ぶ人がいるので振り返ったら何とYさん。空港から博多駅に着き、鹿児島行きの新幹線に乗り換える所だったそうで、あの雑踏の中で出くわしたなんて奇跡としか言いようがありません。

 Yさんとは以前東京でも同じような経験をしています。東京大井町駅近くのレストランで食事を終えた頃、Yさんから「いま東京に来ているの」と電話がありました。聞けばすぐ近くの品川にいるとのことで、すぐに駆け付け思いがけなく再会。お互いに滅多に東京へは行かないのにソウルと福岡から来た2人が同じ時間帯に東京、それも近くにいたなんてこれも奇跡に近いと思ったものです。

 ソウルのHさんとも似たようなことがありました。Hさんがソウルから福岡空港に着く時間と、私が福岡空港へ着く時間(海外旅行へ出かける時)とがほぼ同時間帯、この時はあらかじめそれがわかっていたので奇跡的とはいえないのですが、示し合わせたわけでもないのによくぞ同時間帯に福岡空港でという気はします。

 外国で知人にばったり会ったという話は時々聞きます。

 案外、異国で知人に出くわすというのはさほど珍しいことではなく、奇跡的というのはオーバーかもしれません。