スペイン料理

スペイン料理7(終わりに)

かつては香辛料を求めて探検家が活躍し、世界の地図を塗り替えるほどの歴史を持ち、現在も香辛料の産地でありながら、自国での消費はわずかということでした。数あるスペイン料理の中からほんの一端に触れたにすぎないこの旅でも、ニンニク、パセリが主でた…

スペイン料理6

パエリヤはバレンシア発祥の米料理。レストランで注文したパエリヤは待たされること1時間以上。「注文を受けてからコメを洗い出したんじゃないの?」という会話が出るほどでしたが、昼食時間2時間を超えるスペインにとって驚くことではないのでしょう。おか…

スペイン料理5

マヨルカ島での食事は魚介類のオンパレードでした。 マドリードのバールで食べた時も感じたことですが、魚介料理をみてもスペイン料理はオリーブ抜きには語れないとつくづく思います。その9割をオリーブ油に加工するといわれ、デザート以外の料理にはほとん…

スペイン料理4

下のイラスト、見覚えがありませんか。イタリア料理の時に出しましたが、スペインならではの料理が並んでいるので再登場となりました。 まずは、ガスパチョから ガスパチョはキュウリ・トマト・ピーマン・玉ねぎなどの野菜に、ニンニク・オリーブ油・酢、パ…

スペイン料理3

アルマグロは、マドリードの南カスティーリャ・ラ・マンチャ州にある街です。ラ・マンチャといえばドン・キホーテの舞台となった地として世界的に有名な所です。 アルマグロでは、ラ・マンチャ地方を起源としたことにちなむ「マンチェゴ」のついた料理が出ま…

スペイン料理2

夕食を摂った「ボティン」は、世界最古のレストラン(1725年創業)としてギネスブックにも認定され、ヘミングウエーが常連客だったことでも有名なマドリードのレストランです。 ボティンが誇る料理は、まだ草を食べる前の母乳のみで育った子豚を、創立以来の…

スペイン料理1

スペイン人は1日に5回食事をとり、シェスタ(休憩+昼寝)の習慣があることはよく知られています。シェスタの習慣は日本人の感覚で考えると生産性が低いと感じるのですが、日照時間が長く(夜9時過ぎても明るいのです)、活動可能時間が長いスペインでは、暑…