下のイラスト、見覚えがありませんか。イタリア料理の時に出しましたが、スペインならではの料理が並んでいるので再登場となりました。
まずは、ガスパチョから
ガスパチョはキュウリ・トマト・ピーマン・玉ねぎなどの野菜に、ニンニク・オリーブ油・酢、パンなどを加えてフードプロセッサーで砕いて作るアンダルシア地方発祥の冷たい野菜スープです。サラダの材料をスープにしたという感じです。酢やトマトの爽やかな酸味が食欲を促すので、夏の暑さが厳しいスペイン南部(アンダルシア地方)ならではの料理という気がします。以前、北欧でガスパチョが出た時何となくそぐわないなあと思ったのは気のせいでしょうか。
次はスペインオムレツ
スペイン風オムレツの特徴は形が円形状で食べるときはケーキのように三角形にカットすること、具材として必ずジャガイモを使用するところです(玉ねぎやベーコンなどを入れることもありますが)。
ハム類の盛り合わせの中にある「チョリソーソーセージ」はみじん切りにした豚肉と、パプリカを混ぜて腸詰にして作られるスペイン生まれのソーセージです。赤い色をしているのはパプリカのためです。
以前、プリン(正確にはカスタードプディング)にスプーンが突き刺さって出てきたことを紹介しました。スプーンを刺しても崩れないくらい硬かったのかもしれないと思っていたところ、ある人から、アルゼンチンで食べたプリンはとても硬かったと聞き、スペインの植民地だったからプリンの硬さも影響を受けたのかもと、ややこじつけがましい解釈をしています。