アメリカの食文化10(教会の食事)

 南部バプテスト派の宣教師により設立された学校ということもあり、米国研修旅行中、3か所の教会を訪問しました。教会での食事って間に合わせ的な簡単なものかと思っていたのですが、大学のカフェテリアと変わらない内容でした。3回とも水曜日なので、水曜日は夜の礼拝があるのかもしれません。

 

 初めての教会訪問では、食後、引率者の挨拶、教会員による歌、学生たちの歌に続き、教会の若者による説教(話)がありました。

 

 2回目は、料理のメニューが豊富でみんな浮き浮きしていたのですが、大きい教会だったのか説教は大人と青年会とは別々の会場で行われ、話を聞くだけだったので学生たちは不満気でした。

 

 3回目は、2回目に比べてシンプルな夕食でしたが、最後の教会訪問とあって、少し長めの挨拶をし(U先生が通訳)、話しかけられたり、メッセージ付き名刺をいただいたりとそれなりの交流が出来た感じです。

 

 学生が生き生きとして充実感を与えられるのは現地の人とコミュニケーションを図れる場面であり、一方的に説教(ヒアリングの勉強としては難しい)を聞くことの多い教会訪問は、やや不完全燃焼に終わったきらいがありました。