韓定食2‐2

 2枚目のシールには高級感漂う料理が並んでいます。日本では高価なマツタケも!

 九節板(クジョルパン)は代表的な宮廷料理のひとつです。

 八角形に仕切られた器には調理して細切りにした海の幸、山の幸が8種類、中央の器には薄いクレープ状のものが入っており、それで具を数種類巻いて食べる料理です。

 韓国料理は五味(甘、辛、酸、苦、塩)、五色(赤、緑、黄、白、黒)をバランスよく料理に取り入れますが、典型的な五色が入った九節板はいかにも韓国といった感じです。

 ウナギをかば焼きにするのは日本だけと思い込んでいたので、韓国で出てきたときは意外でした。

 ウナギの料理は世界各国様々です。北欧の燻製、スペインのウナギの稚魚の「アヒージョ」、イギリスの伝統料理「ゼリー寄せ」、フランスの赤ワイン煮込み「マトロット」はよく知られていますが食べたことはありません。

 スペインで食べた、ニンニクと鷹の爪と共に炒めたウナギの稚魚は、触感がコリっとしてウナギを食べている感じはなかったです。

 韓国の刺身はヒラメやタイなどの白身が多いようです。ワサビ醤油のほか、酢コチュジャンを付けたりサンチュ、エゴマの葉などに包んで食べるのは日本と異なる点です。