韓定食1

            

 最も近い隣国[韓国]の食、共通点もありますが、違いの方が多く料理面では興味深い国です。

 料理イラストを通して、韓国料理の特徴の一端に触れ、日本と比較してみます。

 韓国で最も驚いたのは料理の品数の多さでした。皿数では韓国がトップで、中国、台湾、ベトナムインドネシアと続き、料理数が多いのは概してアジアです。

 韓国では、人をもてなすのに「お膳の足が折れるほどの料理」を出すといわれるくらいで、皿数の多さは「韓定食」を見れば一目瞭然です。

 「韓定食」は、フランス等のコース料理と異なり、一度にたくさんの料理が並びます。

 一口に「韓定食」といっても値段も料理内容も随分異なりますので、私が経験したものをいくつか紹介します。

 これは、1990年に学生の韓国研修旅行引率の時、懇親会で出た韓定食です。

 キムチ、ナムル、汁物のほか、生もの、炒め物、焼き物、揚げ物など多彩です。

 大学視察旅行の懇親の席でも同じパターンの「韓定食」をいただきました。

 懇親会とはいえ、公的な席ですから目立たないようにメモしますが、話したり食べたりの合間の記録はなかなか大変です。