中国雲南省5(西双版納2)

 西双版納・タイ族自治州に位置する勐海県(もうかいけん)での昼食は、炒め物中心のありふれた料理でした。ハチの子は日本でも食べられていますが、どう見たって蛆!食べるのに勇気が必要でした。近い将来昆虫食は日常になりそうで、案外抵抗なく食べられるのかもしれませんが。

 食後、雨が降り出しトイレ(ドアもない簡易式)の近くは泥水があふれ出し、これでは病気が蔓延するだろうなと思っていたら、隣接しているミャンマーから伝染病が入ったとかで、予定されていた地区の見学は取りやめでしたが見学した2か所は心に残るものでした。

 樹齢700年以上という「茶樹王」、これを見るために800余段の石段を下りることに。途中で足がガクガクしてきて、「行きはよいよい帰りは恐い」と悔やんだのですが、見に行かなかったらもっと後悔したかもしれません。

 いかだに乗って川岸へ渡った少数民族ハニ族の集落も忘れ難いものでした。

 夕食はホテルに帰りショーを見ながらタイ族の料理をいただきましたが、あまりに種類が多く(22種類)、メニューの記載だけで精一杯。何とも無味乾燥な記録です。タイ族料理の特徴は、焼いたもの、蒸したもの、発酵食品が多いのだとか。