アメリカの食文化4(大学カフェテリアでの朝食)

 姉妹校の大学寮に滞在した大半(26日間)の食事はほぼ大学のカフェテリアでした。

 自分の好みや体調で選んでいるので、偏りがあるかもわかりませんが、朝食については、肉食系で多いのは圧倒的にソーセージで、次にカリカリベーコン、ハムと続き、卵はほとんどがスクランブルエッグです。パンに相当するものとしては、ホットケーキ、ワッフル、マフィン等甘いシロップをかけるものが多かったですね。野菜はほとんどなく、せいぜいポテト位のものでしたが、フルーツはぶどう、メロン、オレンジ、パイナップル、苺、黄桃、グレープフルーツ、スモモなど種類は多く、毎回数種類のフルーツを選びました。

 朝食のいくつかを紹介します。

 大学カフェテリア初日の朝食です。バナナが日本の二倍くらいというのがいかにもアメリカという感じです。

 

 「グリッツ」はアメリカ南部、特にジョージア州の定番朝食ともいえる挽割トウモロコシを煮て作るお粥のような料理で、バターやチーズを加えていただきます。日本のお粥のような粘りはないのですが、お粥感覚で大学のカフェテリアでもホームスティ先でも私は飽きもせず好んでよく食べました。

 

 シリアル、ダイエットコーク、バナナブレッド、フルーツといかにもアメリカ的な朝食です。

 私は牛乳をよく飲みましたが、アメリカ人は牛乳をドリンクとして飲むよりは、シリアルにかける人が多いようです。

 朝からコーラやどぎつい色のトロピカルジュースを数本飲んでいるアメリカの若者を見ると、健康面で心配になったものです。