韓国の朝食2

              ホームスティ先の朝食

 韓国には3回学生の研修旅行引率をしましたが、そのうち2回は姉妹校の先生宅へ宿泊しました。

 1990年、日語通訳科の、新婚ほやほやの先生宅でホームスティさせていただいた時の朝食です。

 飯、スープ、キムチ、ナムル、韓国海苔、炒め物といった内容で、献立構成はホテルと似ています。

 チョンガキムチは日本ではあまり見かけませんが、韓国特産のミニ大根を根から葉まで丸ごと漬けたキムチで、コリコリっとした独特の歯ごたえと爽やかな辛さが特徴です。

 また、同じ白菜のキムチでも唐辛子を使わないペッキムチはマイルドでさっぱりした味わいを楽しめます。

 1993年、やはり日語通訳科の先生宅(1990年とは別の)での朝食です。

 飯、チゲ、海苔のほか、いろいろな野菜を使ったナムル、魚介類の塩辛、いかにも韓国といった感じの朝食ですが、最近は、日本と同様、パン食が一般的になり、若者の朝食欠食率が高くなっているようです。

 2011年発行の「食文化誌vesta」に、「韓国では朝食の外部化が進行し、朝食店だけでなく、朝食専門の宅配企業が次々と登場している」と紹介されていました。