ホテル近くの食堂で(2014年)
飯、クッパ、キムチ、塩から等、家庭での内容と共通点の多い朝食です。
荏胡麻は健康によい食材として話題になったシソ科の野菜で、見た目、シソの葉と変わりありませんが、においは別物で日本ではあまり好まれませんが、韓国ではよく出てきます。
クッパはスープにご飯を混ぜて食べる料理で、加える材料によって名前が変わり、コンナムルクッパはもやしのナムルが入ったクッパです。
朝から酒?と思われるかもしれませんが、全州の伝統酒「母酒(モジュ)」はアルコール度が低く、酒というより健康飲料といった感じで、朝飲むと食欲増進にもなるそうです。
母酒の名称の由来は、「酒飲みの息子の健康を案じて母親がマッコリの中に薬草を入れたのが始まり」とか「母乳がよく出るようになるため」とか諸説あるようですが、いずれにせよ名前の通り母親に関するものが多いです。
薬草の種類によって味わいが異なるとのこと、飲み比べてみても面白そうですね。