きつねうどん

「きつねうどん」はかけうどんに、甘辛く煮た油あげ(きつねの好物)を乗せた物で、今や全国区のうどんですが、もともと発祥は大阪です。

それに対して「たぬき」は関東発祥で、一般的には天かすを乗せたものといわれていますが、これについては諸説あるようです。

私は「きつねうどん」というと条件反射的に大学時代の恩師(女性)を思い出します。

栄養学教室では、卒論生(4人)は指導教官と一緒に昼食をとるのが慣わしでした。先生は店屋ものの「きつねうどん」が多かったように記憶しています。

食事中の話題も自分の食事(弁当だったのかパンや牛乳の類いだったのか等)もあまり記憶になく、これといったエピソードがあるわけでもないのに、なぜ恩師と「きつねうどん」が結ぶつくのか判然としません。

こんなことってありませんか?

A病院の「きつねうどん」は、食べる時に乗せるようにというのか、茹でた青菜と甘辛く煮た鶏肉、それにタレの入っていない温泉卵が添えられていました。副菜はごま酢合えということになります。

塩分摂取を控えるため、汁は出来るだけ残すようにとの注意書きがありました。

B病院のは油あげのほかかまぼこが乗っていますが、特記するほどのことはありません。

副菜のポテトサラダは塩味が薄く、うどん汁の塩分との調整のためかとも思うのですが、汁の塩分が濃いわけではないので何ともいえません。

チキンナゲットの下にはサニーレタスの千切り。実は別の日に出た「丸天そば」にもチキンナゲットとサニーレタスの組み合わせでした。小皿に乗った餃子や春巻きの下にもサニーレタスの千切りが敷かれていたので、この病院の特徴かなと思います。

フルーツヨーグルトはさわやかで、後味がさっぱりでした。