広東料理11

「広東飲茶を極める旅」の最後の夕食はちょっと高級感のある料理で、価格も一桁アップです。

 コリっとした食感のクラゲや広東省ならではの広東ダック。

 イセエビのあんかけ料理や姿のまま蒸してソースをかけた魚料理(中国の魚料理はこのスタイルが多いです)、カエルの脂肪と肉団子をのせて蒸した豆腐料理等。

 一番のハイライトは「魚の胃袋とアワビ茸のステーキ」。

 魚の胃袋は中国四大海味(アワビ・フカヒレ・ナマコ)の1つで、中国の高級食材として珍重されています。中々食べる機会はなく、この時だけだったような気がします。

 アワビ茸は外観や食感が貝のアワビに似ているところからつけられた名前のキノコ。ネーミングからして高級なイメージがありますが、他のキノコに比べれば高めとはいうものの、松茸みたいに高すぎて手が出にくいという金額ではありません。油との相性がよいのでバター炒め(焼き)にして、アワビのステーキという感覚でいかが?