広東料理13

雲南省の伝統食研修」の帰りに寄った広州三大酒家の一つに数えられる老舗レストラン「泮渓酒家」での夕食です。以前昼食で飲茶を食べに行ったことはありますが、点心のメニューは1000種類を超え、500種類ものメニューを持つ広東料理店としても屈指の存在と記載されていました。

 出た!子豚の丸焼きはスペインのボテイン以来です。食べ方は北京ダック風。

 冬瓜の蒸し物も、茄子のはさみ揚げも、仕上がりがどこか垢抜けした感じでした。

 出てくる料理一つ一つに目を見張りました。この研修、調理科学会九州支部主催の第1回企画で、おいしいもの、珍しいものを食べ慣れておられる先生方からも感嘆の声が上がりました。

 アヒルの胃袋、魚の浮袋、ヘビ、田ウナギ等広州らしい食材がさりげなく入っています。

 泮渓炒飯はこの店ならではの炒飯だったのでしょうが、残念ながら特徴を覚えていません。

 デザートは月餅に加えて鳳凰単欉茶を用いたゼリーと毎度おなじみのスイカ