2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

西安・敦煌9(エピローグ)

西安と敦煌の旅は食物研修の旅というよりは、世界遺産に指定された兵馬俑坑をはじめ砂漠の大画廊莫高窟など、ドラマを秘めた史跡の数々を巡る旅という色彩が強い旅だったように思います。これまで訪れた中国では「食」に関してその地ならではの名物料理や特…

西安・敦煌8(敦煌4)

午後は、王維の詩に歌われた「陽関」、映画「敦煌」のロケ現場「敦煌古城」、「敦煌県博物館」等の見学でした。 陽関は古代シルクロードの関所跡で砂丘に囲まれており、現在ではほとんどが砂に埋もれています。 陽関といえば、高校時代に諳んじていた王維の…

西安・敦煌7(敦煌3)

午前中、視察した敦煌料理学校での様子を少し紹介します。 野菜やボールなどと一緒に靴が置かれていた(棚の一番下)のにびっくりして思わず写真に収めました。 まな板、食材、調理器具が雑然と置かれていて、えっ、ここで作るの?とこれまたびっくり。 日本…

西安・敦煌6(敦煌2)

午後見学した莫高窟は世界最大級の仏教石窟寺院で、700以上もの石窟があり仏教美術の宝庫とも呼ばれるほど美しい壁画や仏像が大量残されています。その中の極一部を見たに過ぎないのですが、長い年月をかけてできたものとはいえ、その規模に圧倒されます。あ…

西安・敦煌5(敦煌1)

西安から空路で敦煌へ。敦煌は、シルクロードの分岐点として古くから栄えた砂漠の中のオアシス都市で、到着後まずはシルクロードの雰囲気を体感させるような鳴沙山、月牙泉への観光から始まりました。 鳴沙山は、風が吹くと砂が鳴くような音を出す砂丘として…

西安・敦煌4(西安3)

最後の日の午前中に見学した兵馬俑坑は、写真で見たことはあるものの、実物はやはり圧巻でした。 1974年に村の住民が井戸を掘ろうとした際に発見されたという兵馬俑は、来世でも始皇帝を守るために埋められた8000体ともいわれる兵士や馬をかたどった陶製の像…

西安・敦煌3(西安2)

4日目に敦煌から西安へ到着後見学したのは中国西安のシンボルともいえる大雁塔です。 唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保管するために作られたもので世界遺産にも登録されています。 夕食は餃子がメインの料理。西安は餃子で有名です…

西安・敦煌2(西安1)

関空から西安到着後の市内観光は西安城壁と西安碑林博物館でした。 城壁は、西安市内を長方形に囲む長方形の壁で、中国に現存する城壁の中で最大の規模を誇り(高さ約12m、城壁上部の幅12m~14m、一周の長さ約14km)東西南北4つの大きな門があります。 西に…

西安・敦煌1(プロローグ)

中国食物研修の旅として西安と敦煌を訪れたのは25年前の1999年8月でした。 かつて王朝が置かれていた時代に長安と呼ばれ、多くの日本人が遣隋使や遣唐使として派遣された西安は、シルクロードの起点でもあります。 シルクロードの分岐点として栄えた敦煌は近…

東南アジアの食文化16(エピローグ)

今回取り上げた東南アジアの国は、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアでしたが、すでに取り上げたベトナムも含めて東南アジアの食を概観してみると、共通しているのは南国らしい食材(香辛料、南国フルーツ、米、ココナツミルク等)の利用と中国…