東南アジアの食文化4(マレーシア2)

 午前中、錫(すず)工場やバティック(ろうけつ染め)、蘭の展示場等の見学でマレーシアをたっぷり堪能しました。

 マレーシアは昔から錫の生産地として知られており、その錫を原料としてつくられた合金ピューターは、マレーシアを代表する特産品です。

 銀白色のつやをもつ、柔らかい展性の大きい金属で保温性が高く、錆びにくいのが特徴で、こんな感じの彫刻入りのグラスを7個(1個2000円程度)買いました

 昼食はご厚意に甘えて、前年にマレーシアに赴任された食生活研究会事務局の親戚の方のお宅に参加者16人で伺いました。

 カリーパフやロジャッ(Rojak)といったマレーシアならではの料理に加え、南国のフルーツが勢ぞろい!

 カリーパフはサクサク生地のマレーシアのカレー揚げパイ。

 ロジャッ(Rojak)は、果物と野菜をまぜて作るマレー・インドネシア系のスパイシーなサラダとのことですが、いただいたのは野菜にグレーヴィーソースをかけるというものでした。 

 南国のフルーツはタイの市場でも目にしていましたが、なかなか試食はできなかったので、こうしてたくさんのフルーツを心置きなく堪能できたのは何とも嬉しい限りでした。

 ドリアンは「世界一臭い果実」と呼ばれる果物で「果物の王様」と呼ばれていますが、部屋中強烈な臭いが立ち込め、いくら王様でもごめんこうむりたいものでしたが、中には「おいしいと思うわよ」という人もいました。本当かしら?とは思いましたが。

 特注の寄せ木で作った容器をお土産に一人ずついただき、お心遣いに恐縮するのみでした。