擬製豆腐

「擬製豆腐」は、あまり聞き覚えのない料理ですが両方の病院で出ているのです。細かく潰した豆腐に野菜や卵、調味料等を混ぜ豆腐状に成形加熱した料理です。

名前の由来は「豆腐を原料としながら卵焼きのような別の料理に見せることから」「崩した豆腐を元の形に戻すことから」あるいは、考案した人の名前から等諸説あります。

この料理、調理に手間がかかる割に見映えがせず家庭で作られることは少ないのですが、栄養のバランスがよく給食のような大量調理には適した料理なのだと思います。

A病院で手術する2日前の夕食なので、左手が不自由で何とも雑なイラストです。木耳と人参入りの「擬製豆腐」に青菜のお浸しが添えられケチャップがかかっていました。

B病院のは一見「ジャンボ卵焼き」みたいです。崩した豆腐に鶏ミンチや数種の野菜を混ぜたものを成形した後卵を塗るか掛けるかして加熱したような感じでした。

下に敷いた醤油味のあんを付けて頂きます。

「梅しらすご飯」も2つの副菜も好みの料理でした。