鶏料理3

 鶏料理で最も多いのは焼き物です。

 これまで出てきたもの以外の焼き物を挙げてみます。全てB病院のものです。

 「オーロラソース」はトマトケチャップとマヨネーズを1:1で混ぜたソースで、サラダや魚介肉類のソースとしてもよく使うので、名前は知らなくても食べたことのある人は多いと思います。日常よく使うなじみやすい調味料を混ぜたものなので、病みつきになるかもしれません。

 照り焼きといえば鶏腿肉とブリ。照り焼きの味は日本を象徴する味といった感じがします。

 焼いた鶏に、煮詰めたたれをからめるだけの簡便さ、しかもタレの割合は、醤油・酒・みりん各1に対して砂糖0.5、覚えやすい割合です。

 幽庵焼きみたいな感じかなと思ったのですが、柚子の香りはあまりしなかったです。

 幽庵焼きというのは、酒、醤油、みりんを同割りで混ぜた中に柚子やスダチ等の輪切りを加えた「幽庵地」という調味液に魚や鶏肉を漬けて焼いたものです。

 塩麴は10年位前爆発的にヒットした調味料ですが、ブームが去ってもすっかり家庭に定着した感があります。肉・魚・野菜、食材を選ばず、調理の様々な場面で活躍してくれる塩麹は常備しておくと便利な万能調味料です。

 タンドリーチキンは、ヨーグルトと香辛料に漬けた鶏肉をタンドールというつぼ型の釜で焼いたものですが、家庭ではオーブンや、魚焼きグリル、フライパンで焼きます。

 

 チーズ焼きや韓国風漬け焼きというのもありましたから、調味料を変えればバリエーションを楽しめます。

 

 揚げ物にもいえることですが、鶏の焼き物はいつも2切れなので、何となく物足りなさを感じていました。栄養的には問題ないのでしょうが、満足感という点ではあまり歓迎しない主菜でした。