リピート料理-カニ玉あんかけ-

普通、同じ料理が出ると知ったらよほど好物の料理でない限り「またか」とちょっとがっかりしますよね。

ところが、今回の「カニ玉あんかけ」はもう一度出ると知ってとても喜んだ料理なのです。理由は簡単、写真を撮るチャンスが与えられると思ったからです。

12月18日に「カニ玉あんかけ」が出た瞬間、その美しさに目を見張りました。

日本料理の盛り付けの美しさを伝えるエピソードとして“松花堂弁当の蓋をあけた途端あまりの美しさに、その感動を再度味わいたくて蓋をしめてもう一度あけだという外国人の話を聞いたことがあります。

それに匹敵する感動だったのですが、イラストではそれを表現出来ません。なぜ写真に撮っておかなかったのか悔やんでいたのでチャンス到来と意気込んでいたのです。

ところが、二度目は前回ほどのインパクトは無し。二度目だからというより、微妙なところで色も形も違っていたような気がします。

でも、せっかく撮った写真なのでこんな感じということで並べておきます。

12月18日の「カニ玉あんかけ」は美しいということに心が奪われ、卵の中に何が入っていたのか記録していないのですが、きっと1月10日と同様、カニカマ、人参、椎茸が入っていたのでしょう。

一般に「カニ玉あんかけ」はカニを入れた卵液をふんわり半熟状に火を通し、これにあんをかけるのですが、今回のは2回とも少し固めに加熱したカニ玉を茶碗に詰めて返した上にあんがかかっていました。

料理とは全く関係のない話ですが、今朝NHKの「ラジオ深夜便」から「ドナウ川のさざ波」のメロディが流れてきました。思いがけず「夕べとなれば美しいドナウの水の、、」と歌詞が浮かんできたのですが、記憶間違いかもしれないと思い小学時代の旧友に確かめたら、音楽の時間に繰り返し歌っていたようです。

歌詞といえばもう一つ思い出すのは「ホームルームの歌」です。

中学1年の時、クラスで「ホームルームの歌」を作ることになり、応募作品数点の中から選ばれたkさんの歌詞はメロディつきで今でも歌えるのですが、当のkさんに聞いたら自分は当時文学少女で、読んだ本や詩の中で気に入った言葉をつなぎ合わせただけの恥ずかしい歌詞なので覚えていないとのことでした。

こんな歌詞です。

 

広く澄みゆく青空見上げ、花の香りに包まれた

いつも明るい教室で、あぁ明日の希望を夢見つつ

学びの道をひたすらに、サラサラ流れる小川のように

助けあおう、輝くホームルーム

他に誰か覚えていないかしらと思うのですが。

ともあれ、深夜、目が覚めてラジオを聞きながら、来し方行く末をつらつらと考えることが多い日々です。