洋風スープ1

B病院は汁物がよく出ます。

洋風の汁物を現時点で頻度の高い順に挙げると、パンプキンスープ・コンソメスープ各4回、ワンタンスープ・中華スープ各3回、ミネストローネ・クラムチャウダー・春雨スープ各2回、わかめスープ・コーンスープ・卵スープ各1回といったところです。

これらのスープは固形または顆粒コンソメが味の基本になっているのだろうけど、一体いつ頃出てきたのだろうと、ネットで調べているうち「日本初となる『固形コンソメ』開発、富士食品工業株式会社」のタイトルが目に飛び込んできました。

そこで語られる固形コンソメ秘話は、とてもドラマチックで興味深かったのですが、固形コンソメといえば「味の素」と「マギー」しか使ったことがなかったので「えっ、開発したのは富士食品工業なの?」と疑問がわいたものの、ネット情報以外の資料が入手出来ない病院では確かめようがありません。

そんな訳でこの件は一旦棚上げして、これ以上深入りしないことにし、上記回数ごとに挙げたスープの中から1つずつ選んでみました。

B病院のパンプキンスープは毎回、玉ねぎ入りのサラッとした口当たりのものです。魚のバター焼きはよく出ますがつけ合わせにドレッシングで和えた湯むきトマトが出たのは初めてです。洋風の中に和の定番「肉じゃが」が仲間入り。

「ワンタンスープ」は3回出ましたが、ワンタンが入ったのはこの時だけで、あとはワンタンの皮でした。すき焼きの材料を集めたような煮物もこの時だけです。

この日の具はわかめ・椎茸・ネギですが、別の日は魚団子・椎茸・ネギ。他の料理との組み合わせで色々変わるのでしょう。主菜は「青椒肉絲」これもこの時だけです。

「ミネストローネ」は具沢山のイタリアのスープで、野菜が主役です。「鶏肉のピザソース焼き」鶏肉は冷めると硬くなるのが残念です。味はよかったのですが。

長くなるので、残りは次回に回します。