汁物

「汁物」からだけでもA、B病院食の特徴が何となく見えてきます。

共通しているのは朝食に味噌汁がつくことですが、内容はかなり異なります。

A病院の具の組み合わせは「2種類の野菜」又は「豆腐と野菜」の組み合わせがほとんどで、汁の量がちょっと少な目です。

B病院の具は、なめこ、アサリ、はんぺん、焼き豆腐等に野菜が組み合わされ、汁も具もたっぷりで、ちょっと豊かな気分になります。味噌汁は評判がよいようです。

異なる点は、汁物の種類です。

味噌汁以外の汁物はA病院は83回の食事中3回。「大根と白菜と里芋のスープ」「白菜のスープ」「カボチャのポタージュ」。

B病院は33回中8回。「クラムチャウダー」「コンソメスープ」「ミネストローネ」「パンプキンスープ」「かき卵汁」「のっぺい汁」「中華スープ」「春雨のスープ」です。

今後もっと増えるかもしれません。

次回は、共通した汁物で献立内容がどう違うかをみていきます。