韓定食4‐1

 2014年に韓国料理研究家の先生がコーディネート・引率して下さった「韓国食の旅」では4日間という行程の中に「韓定食」「マッコリ定食」「塩辛定食」「竹筒ご飯定食」「しじみ汁定食」といった特徴的な定食が盛り込まれていました。

 順次紹介しますが、ここで紹介する韓定食は上品な伝統的韓定食といった感じです。

 ご飯を含めると28種類にもなり、これで5000円?とびっくりするほどの内容です。

 4枚のシールに収めていますので数回に分けて見ていきます。

 白菜のキムチは、一般的なものと水キムチです。

 クチナシで色付けした緑豆のムクもカボチャ・スケソウダラのジョンも盛り付けがとてもきれいで上品な味わいでした。

 黒ゴマ粥は黒ゴマと米をミキサーにかけたものを煮込んだとろとろスープのような感じで、日本のおかゆと食感は異なります。これも宮廷料理でよく出されます。

 雑菜(チャプチェ)も韓定食3‐1のものに比べるととても上品で、堂々たるおもてなし料理になります。

 刺身は韓国の人が最も好むというヒラメです。

 プルコギは日本でいう焼肉。日本でなら、せいぜい焼肉とキムチくらいの組み合わせかと思いますが、28種類の中の一つですから何とも贅沢な韓定食です。