ピカタ

「ピカタ」は薄切りした肉や魚に小麦粉とチーズ入りの溶き卵をつけて焼いたイタリア料理の一つで、韓国の「ジョン」も同じ仲間です。

「ピカタ」はどちらかというと肉や魚、「ジョン」は野菜を使うことが多いような気がします。

鶏のささみ、魚の切り身、海老、ズッキーニ、小ネギ、ナス、エリンギ、生椎茸、カボチャ等中途半端に余った食材を集めて作れば半端材料で作ったと思えないほど豪華な一皿になります。「ジョン」は家庭料理としてだけでなく、宮廷料理でもよく作られます。

しゃれた名前の割に、作り方はいたって簡単、手軽で(天ぷらより断然楽)、カレー粉やパプリカ等を用いて変化を楽しむこともでき、おすすめしたい料理です。

冷蔵庫の中のもので何とかなりそう、献立に困った時のお助け料理になると思いますよ。

A病院の「魚のピカタ」のつけ合わせはブロッコリーのみ。黄色のピカタとケチャップの赤との組み合わせで信号の色になります。

副菜は「筍のみそ炒め」と「切り干し大根の酢の物」。

主菜は洋風、副菜は純和風です。

B病院は「鶏肉のピカタ」。B病院の主菜のつけ合わせは数種の野菜を炒めたものが多く、ここではミックスベジタブル。ポトフは以前(12月9日昼食)食べたものとほぼ同じような内容です。オクラのおかか和えは調味料の入れ忘れではないかと思うくらい味がなく、ピカタ・ポトフともに冷めていたことも相まって、私の中でちょっと評価が下がりました。