四川料理3(羌(チャン)族郷土料理1)

 中国には55の少数民族があり、羌(チャン)族は四川省に住んでいる少数民族の一つで、この日の昼・夕食は羌(チャン)族郷土料理でした。世界各国の料理が食べられる東京でもその機会はないと思いますので、貴重な食体験かもしれません。

 羌(チャン)族のタンパク質供給源は燻製豚肉や干した羊肉とのことで、干し肉やヤクの肉はいかにも少数民族の肉といった感じです。魚はもちろん川魚。

 レタス・キャベツ・豆苗の炒め物、鶏のスープ等シンプルで手間のかからない料理です。

 炒め物の材料は「木野子(ムーイェツ)」との説明を受けたキノコは外観も食感もエリンギのようでした。「木野子(ムーイェツ)」についてネットで検索したのですが、見当たりません。中国の食文化に造詣の深い中国語の先生による説明を受けて記載のような会話になったのですが、四川省ではいろいろなキノコが出てきました。