スリランカ10(エピローグ)

 旅行中食べたスリランカらしい料理といえば、カレーとパパダン、それに朝食で出たホッパーくらいで、ほぼ洋風料理だったため、今回は料理以外の話題が多くなりました。

 世間では年末の慌ただしさでてんてこ舞いの12月末の海外旅行でしたが、楽しかった旅の話をしていたら、当時中学3年だった息子に「浮かれてるねえ、お母さんには僕が受験生だって自覚あるの?」とたしなめられたちょっと苦い思い出も、、、こんな親だから、自分がしっかりしなくてはと思ったかもしれません。

 スリランカは現在深刻な経済危機に見舞われて先行き不透明な状況です。

 政権の退陣を求める大規模な抗議デモを受けて、大統領が国外脱出したり、中国のいわゆる「債務のわな」に陥ったり、前途多難な状況下で思いを馳せるのは、スリランカ滞在中ずっと一緒にガイドをしてくれたシャンタさんのことです。

 現在働き盛りの50~60歳くらいのはず。日本語ができるからもしかしたら日本で働いているのかもしれないと思ったりもします。

 早くこの危機を脱出して平和な国に再建できることを祈るばかりです。

 

 次回から中国四川料理です。