海外旅行中、日本料理が恋しいと思ったことは一度もありませんが、外国での日本料理 がどんなものかには興味があります。
スリランカ、トルコ、モンゴル、ハワイで食べた日本料理は次のようなものでした。
スリランカ(1990年)
天ぷら定食、日本とほとんど変わりませんが、あえて違いと言えば酢のものがサラダになっていること。
トルコ(1993年)
鉄板焼き定食、ここには酢の物がありますが、同時にサラダも添えられています。
モンゴル(1995年)
しゃぶしゃぶ料理にもサラダは欠かせないようです。「肉が固かった」と書いていますが、モンゴルの草原を走り回る牛なら筋肉質で固くて当然かなとか、肉質へのこだわりが日本ほど強くないのかもと思ったりします。
ハワイ(2012年)
店の名前はサントリー(燦鶏)。
ご飯、みそ汁、刺身、てんぷら、焼き魚、茶わん蒸し、漬物、炒め煮、デザート、いわゆる会席料理です。
違和感があるとすれば、スリランカ同様酢の物ではなくサラダが添えられていること。西京焼きの前盛りが左右にあり、塩昆布と酢漬けが添えられていて、似せているけどちょっと違うなあというくらいです。
こうしてみると、私が経験した海外の日本料理は酢の物がサラダになっている程度で、概ね日本料理の体をなしていました。
和食ブームで海外の日本料理店が急増しているようで、現在はどんな料理がよく出ているのか気になります。