エネルギーの勉強ツアーin関東and印籠弁当

 四川料理の途中でいきなりこのタイトル、何のこと?と思われるかもしれませんね。

 7月2日からエネルギー関係の勉強会に参加しました。3日間文字通りの勉強会(観光なし)、ハードスケジュールでしたが大変中身の濃い内容でした。

 スケジュールに沿って勉強会を簡単に紹介します(羅列にすぎませんが)。

1.7月2日15時~17時過ぎ 東京田町駅近くの日本原子力文化財団事務所で

地層処分地」の選定プロセスで最初に行われる「文献調査」に携わった方からその経緯と現在の状況、ご苦労等を聞き意見交換。

2.7月3日10:00~12:00 千葉県我孫子地区の電力中央研究所で施設見学

 ・遠心力載荷岩盤型実験装置

 ・ヘリカルX線CTスキャナー

 ・津波・氾濫流水路

 ・人工バリア性能評価装置

3.7月3日15:45~17:00 茨城県東海の日本原子力研究開発機構 核燃料サイクル工学研究所見学

 ・地層処分基盤研究施設

 ・地層処分放射化学研究施設

4.7月4日9:30~11:30 日本原子力発電東海第2発電所見学

 ・緊急時対策所建屋

 ・可搬型設備保管場所

 ・防潮堤

 ・使用済燃料乾式貯蔵建屋 等

 文字にすれば数行で終わってしまいますが、説明を受けた後見学し質疑応答、学ばせていただくことの多い勉強会で、百聞は一見に如かずを随所で感じました。

「ここまでするの?」と思わされるくらい、安全対策のためにあらゆるリスクを想定して多くの方が日々地道な研究を積み重ねておられる姿を目にしましたが、これは以前見学した六ケ所村でも同様です。

 見学施設について、簡潔にわかり易くまとめるだけの力量がなく、何とも無味乾燥な報告になり、せめてその補いとして弁当を紹介することしました。

 帰りに水戸駅構内で求めた「印籠弁当」は1200円、こんなパッケージに包まれていました。

      

 パッケージをとると2段の弁当箱。徳川葵の家紋が入り、光圀の印籠を思わせます。

        

 弁当の中身で、水戸らしいといえば梅。ちなみに納豆は入っていません。

 炊き込みご飯の上には、タコ桜煮、錦糸卵、五目煮(人参、椎茸、薄揚げ)

 おかずは、豚肉の梅和え、がんも煮、椎茸煮、人参煮、梅甘露煮

 この印籠弁当箱の出番は、「これが目に見えぬか!」といった勝負の時かな?