四川料理2(一日目夕食)

 四川省成都への到着が遅れ、9時頃から開始、20数種類の料理が矢継ぎ早に出てきて慌ただしい夕食でした。もう少しゆっくりと思いますが、これだけの料理を出すにはこのスピードは仕方ないのかもしれません。韓国と同様、足りないことはお客に失礼に当たるという考え方で、食べきれないほどの料理がテーブルいっぱいに並んだ姿は壮観です。

 早速、麻婆豆腐のお出迎え!比較的食べやすかったとみえ、皆さん箸が進んでいました。

 鶏とピーナッツを唐辛子とともに炒めた宮保鶏丁。本場の担々麺は汁なしで、辛かったです。とはいえ、辛くない料理も多いのです。餃子も蒸したもの、揚げたもの、あとで出てきますが、茹でたもの、ラー油味の水餃子等餃子のオンパレード。

 ゴマ揚げ団子、蜜汁元宵などはなじみのデザートです。揚げアヒルと書いているのはアヒルの香味焼きで、おいしかったのかあっという間になくなりました。

 ざっと見ただけでも疲れが出そうです。料理が出てくるたび、カメラに収め(食文化研修では半ば儀式化しています)、味も材料も確かめながらメモをし、それでいてちゃんと味わって食べる、そして時には眠い目をこすりながらホテルでイラストに仕上げる。昼食、夕食とも料理数が多いときの作業はなかなか大変です。

 我ながらよくこんなことを続けてきたなあというのが実感です。