リピート料理ーお好み焼きー

お好み焼き」が病院の食事に出るというのは意外でしたが、これを食べる機会の少ない私にはとても新鮮で待ち遠しいものでした。

お好み焼き」というのは文字通りお好みの材料を色々入れて焼くのだと思っていたので、キャベツ、人参、ピーマン、はては、もやしまで入れ(これではまるで野菜いためです)小麦粉はつなぎ程度に混ぜて作ったことがあります。当時、中学生だった息子に「こんなのお好み焼きじゃない」とバカにされ、以来ほとんど作ったことはなかったのです。

3年くらい前、同じマンションで懇意にしている方が「お好み焼き」を作るからといってご自宅に呼んで下さいました。興味津々作り方を学び、「お好み焼き」にもこだわりがあるのだと知りました。

在職中、学生に「もてなし料理」というテーマで料理を考えさせた時「お好み焼き」が挙がってびっくりしました。゙もてなし料理=ごちそゔの図式で凝り固まっていた私は「もっとまじめに考えなさい」と言いたい気分でしたが、考えてみればこれも今どきのもてなしのスタイルといえなくもないと「もてなし」の概念が少し変わりました。

一枚目の「お好み焼き」に糊っぽいと書いているのは、小麦粉が多いという意味です。二枚目も“小麦粉が多く糊っぽいと同じ内容のことを書いています。

お好み焼き」は小麦粉という穀類と野菜や肉が入るのだから、主食と主菜、副菜を兼ねたものと位置づけていたのですが、「ご飯のおかず」だと主張する学生も結構いたのです。

今回の献立は2回とも汁物と副菜(酢の物と和え物)が組み合わされているので、主食と位置づけてよいのでしょう。

小麦粉が多くて当然かもしれません。

最後に、「お好み焼き」オンチの私には出来不出来について語る資格はないことを申し添えておきます。