クリスマスの行事食

今日はクリスマス

後発の「ハロウィーン」や「バレンタインデー」の追随を許すことなくひたすらトップを走り続け、今やすっかり日本の年中行事に組み込まれた感があります。

病院でもクリスマスは行事食として特別メニューです。今回も写真付きです。

献立表で「オムライス」を目にした時から、薄焼き卵でくるんだタイプ?半熟のトロトロオムライス?それとも病院食ならではの作り方?等色々想像していましたが、昔よく作っていたオーソドックスなタイプでした。「パンプキンスープ」は玉ねぎ入りのサラッとした口当たり。「シューマイ」は冷凍のエビシューマイみたいで、下にはいつものようにサニーレタスの細切りが!「フルーツヨーグルト」はさっぱりして締めくくりにふさわしいデザートです。

このメニューだけでクリスマスと判断するには無理がありますが、添えられたカードがクリスマスを演出するのに一役買っています。

病院食は、飽きないようメニューを工夫されているとはいえ、一定の制約があるため長く続くと単調さは免れません。その単調さを和らげてくれる行事食は有難い存在です。

いつでも好きなものを自由に食べられる生活をしていた時には気がつかなかった「行事食」の意義を改めて実感した次第です。