モンゴルの食文化14(ウランバートル市内見学とホテルの食事)

 モンゴル最後の2日間はウランバートルの市内見学(自然史博物館や市場等)をし、民俗芸能鑑賞を楽しみました。ギネスブックにも載っているという世界一大きいゲルは、200人のパーティ会場や500人入る映画館になるとのこと。

初めてホーミーを耳にしたときは聞いたこともない声に「えっ、これは何?マイクの故障?」と思ったくらいの驚きでした。物悲しいホーミーと馬頭琴のメロディを聞くと今でも草原が思い出され涙が出そうなくらいです。

 ホテルの食事はゲルでのそれと基本的に変わりはないのですが、やや洗練された感じでした。

 オードブルは「モンゴルの食文化10」で紹介したものと食材は全く同じですが、盛り付けが全く異なり、いかにもオードブルでございという感じです。メインはシチュー。肉や根菜類を茹でただけのものと比べると料理になったという感じがします。甘い紅茶はモンゴルで初めてでした。

 オードブルの食材は前日の夕食と同じですが盛り付けが変わりました。ライスは西洋と同様、野菜としての位置づけのようです。紅茶が最初に出るのは、日本でお茶が初めに出るのと同じ感覚なのかしらと思います。