モンゴルの食文化9(ボーズ、星座)

 午後、鷲谷へ行き、珍しい植物や動物を見ながら南ゴビの自然を満喫。たくさん目にしたのはナキウサギというネズミのような動物でした。

     

 「えっ、これが夕食?」という感じの内容ですが、ボーズは小籠包みたいなもので、モンゴルではおごちそうなのだと思います。ボーズは翌日料理講習で習いました。

 ゴビでは周りにほとんど明かりがないためか、夜、ゲルの外で寝転んで見た星は、前日ウランバートルで見たものよりもっと鮮明でした。星座表と照らし合わせながら、これが天の川かーと納得しながら眺めたのですが、昼間は40度くらいの気温でも夜になるとぐっと冷え込み、外にいるのはせいぜい10数分が限度で、ゲルの中に入って体を温め再び外で星座鑑賞という具合でした。真夏でも夜はストーブが欠かせません。

 トイレやシャワー等水まわりの物は宿泊したゲルから少し離れたところにあるので、夏でも寒い夜は行くだけでもおっくうで、厳しい冬はシャワーを浴びるだけでもちょっと覚悟が必要と思わされたことでした。