日本でパスタといえばスパゲティが主流ですが、イタリアではショートパスタがよく出ました。
一皿にファルファラとラビオリ。ファルファラは蝶の形のパスタ、ラビオリは平打ちした2枚のパスタ生地の間に、挽き肉やみじん切り野菜、チーズなどを挟み 、四角形に切り分けた具入りのパスタです。チーズを詰めたものがトマトソースで和えられていました。
サルティンボッカは仔牛肉や豚肉、鶏胸肉の薄切りに生ハムとセージの葉を重ねて、バターで焼いたものでローマを代表する料理の一つです。サルティンボッカとは口に飛び込んでくるという意味でそれくらいおいしい料理といわれています。セージは日本人にはあまり馴染みがなくスーパーでもあまり見かけないので、私はセージの代りに大葉を使って和風サルティンボッカらしきものを作ります。おしゃれで高級なイメージがありますが、作り方はいたって簡単、薄い肉なので火のとおりも早く、その気になればすぐできます。
トマトクリームソースで和えたファルファラ。
このソースはパスタとの相性が良いのでしょう。パスタの種類に関係なくよく使われます。