お国柄を反映した機内食1

 機内食も基本の献立構成は主食、主菜、副菜、デザートからなりますが、その中にお国柄を反映した料理が添えられ、これから訪問する国への期待はいやが上にも高まります。

                イギリス

 1994年、成田~ロンドン間の英国航空機内食です。

 イギリスの伝統料理ローストビーフとヨークシャープディングが添えられていました。

 プディングという名称から菓子のプリンを思い浮かべて、「えっ、どこにあるの?」と思われるかもしれませんが、ヨークシャープディングはふんわりもちもちのシュークリームの皮といった感じで、ローストビーフの典型的な付け合わせなのです。

 この旅行で、ローストビーフは3回、ヨークシャープディングは2回出てきましたので、「伝統料理」のところでもう少し詳しく紹介します。

 機内食でそば類はよく出てきますが、この時は茶そば付きでした。