チェコ・ポーランドの旅10(ショパン博物館と聖十字架教会)  

  ショパンポーランドにとってどれだけ大きい存在かは、ワルシャワ空港をショパン空港と呼ぶことからもうかがい知れます。ショパン博物館に入場するのに1時間ごとに100人までという人数制限があるとかで、静かな環境で見学するにはこのくらいの規制があってよいのだと思ったことです。ショパンの直筆の楽譜や手紙(文字が小さいのにびっくりしました)、写真、ピアノなどテーマごとに分類して展示され、繊細であか抜けた空間でした。

 ショップで記念に楽譜およびピアノの鍵盤模様のカップを一客ずつ買い求め、これにお茶を入れてショパンの音楽を聴きながら来客と一緒に旅の余韻を楽しむことがしばらく続きました。

  ショパンは18歳でワルシャワを去ってから39歳でなくなるまで、ポーランドに帰ることはなかったのですが、遺言でショパンの心臓はワルシャワの聖十字架教会の柱の中に収められています。私達が行った時はミサの最中だったので、そっと写真だけとって帰りました。

  昼食は、ショパンも通ったことで知られる老舗レストラン「ホノラトカ」でアヒルの料理をいただきました。