植物性蛋白源として優等生の「豆腐」
単独では主菜になりにくい食材ですが、餡かけにすると「衣」を羽織って堂々主役の座に昇格!といった感じです。
それに、味がしみ込みにくい欠点を補ってくれる素敵な料理です。
A病院は、全般的に主菜の盛り付けにこだわりがみられ、餡のかけ方も豆腐に余白を与えるかのようです。
副菜の煮物と酢の物が、しっかりと脇役として働いています。
B病院は「海鮮餡かけ」の名称にふさわしく、餡には小エビのほかミニ貝柱がたくさん入っていました。
高菜スパゲティは乙な味でした。
ヒジキのドレッシングあえ、こまごまの材料が入っているのはいかにも病院の食事といった感じがします。
ささやかな違いですが、A病院は柴漬けがついており、B病院はゆかりごはん。