イギリス6(グラスゴー)

 スコットランド1の人口を持つ工業都市グラスゴーで昼食をとりました。

 サラダは、バイキング方式で、目移りするほどいろいろな種類がありました。

 メインディッシュとデザートは次回に回し、今回はグラスゴーでの出来事に関連した話から、日本との関わりに少し触れてみます。

 レストランの近くにスコットランドの国民的詩人として有名な「ロバート・バーンズ」の像があると聞き、つたない英語で尋ねてもなかなか通じず、彼の作詞した民謡のメロディが「蛍の光」なので「蛍の光」を口ずさむという原始的な伝達手段を試みましたがそんなことで伝わるはずもなく、、、それでも何とかたどり着きました。

蛍の光」に限らず、スコットランド民謡の中には日本でもなじみの唄が多いですね。「夕空晴れて秋風ふき」で始まる「故郷の空」や「アニーローリー」「私のボニー」など一度は耳にしたことがある人も多いと思います。「蛍の光」は卒業式の定番ともいえる歌だし「故郷の空」もよく口ずさんでいたので、子供のころはてっきり日本の唄だと思い込んでいました。

 グラスゴー大学は550年以上の歴史を持つ世界的に高い評価のある大学で、ゴシック様式の美しい校舎は観光名所としても有名です。

 日本からは化学者の高峰譲吉やニッカウイスキー竹鶴政孝(ドラマ「マッサン」のモデル)も留学し、帰国後活躍しています。

 開校500年を記念して1951年に建てられたというメモリアルゲートには、学業優秀で、後世に名を遺した卒業生の名前が刻まれているというので、日本人の名前はないかと一生懸命探しましたが、私が知っている名前はジェームズ・ワットとアダム・スミスでくらいでした。