飛鳥Ⅱの食事

  昨年(2022年)10月13日から4泊5日で門司港発着の飛鳥Ⅱで「秋の日本海舞鶴・境港クルーズ」の旅をしました。17日に帰って数日後、静岡・東京へ行った帰りの北九州空港で転倒し骨折、というわけで飛鳥Ⅱの旅から帰って1週間後に入院したことになります。

  何もかも終えて、北九州空港で、しかも左肩というのは不幸中の幸いだったかもしれません。

  入院中はすっかり忘れていたのですが、この時の食事はこれまでの人生で一番の「ごちそうづくめ」だったので、「お蔵入り」させるのは忍び難く、「海外旅行編」に先立っての登場となりました。

 

  毎回の豪華料理が多いと辟易しそうなので、イラストは一部だけの紹介にします。

  夕食にも匹敵するような朝食です。4日間ほぼ似たようなパターンでした。初めての日は「えーっ、これが朝食!」と感嘆の声を上げたほどなのに、4日目ともなると何だか感動が薄れました。

「すき煮定食」の内容はちょっと取りすました感じで豪華ではあるのですが、朝食に比べるとやや抑え気味な感じです。書き忘れていますが、汁物はさつま汁です。

  唯一「インフォーマルドレスコード」の夕食だったので(他はすべてカジュアル)気持ちおしゃれをして臨みました。

  盛り付けもおしゃれで食材の一つ一つが非日常、これが飛鳥Ⅱなのか!と実感したディナーでした。

  翌日のディナーは和食でした。ウニ、車エビ、水前寺海苔、松茸、アワビ等贅沢の極みです。

 一口サイズの焼き秋刀魚寿司は器に負けているかも。

 料理を見るだけで、作る、運ぶ、片付ける等に関わった大勢の人を想像し、旅行費用少しくらい高くても仕方ないかと納得させられます。

 

 クルーズの旅は船内で様々な催しが企画されており、夜は「アルゼンチンタンゴショー」「イリュージョンマジックショー」「美ら唄海流(沖縄の唄と三線)」を楽しみました。

 日中は舞鶴市内観光、境港観光も入り慌ただしい5日間でしたが、「おごちそうづくめ」がこれ以上続くと有難味が薄れそうな気がします。

 毎日幸せの中にいたら「幸せ」を感じる感度が鈍るように、料理も「時たま」だからこその「おごちそう」なのだと思います。

 

飛鳥Ⅱで増えた体重を上回るほどのダイエットが出来た病院食に感謝。

 今回も病院食繋がりになりました。