スリランカの国旗ってちょっと珍しい図案ですよね。調べてみました。
黄色の縁取りは仏教の加護を表し、剣を持つライオンはシンハラ王朝以来のシンボル、背景のあずき色は仏教の僧侶が着る袈裟の色に由来、四隅の葉は菩提樹でこの国の70%を占める仏教徒を表し、左縦2つの色はオレンジがヒンズー教、緑がイスラム教で民族融和の象徴なのだそうです。
それにしても、仏教が国旗にモチーフで入っているのは珍しいですね。
参考までにスリランカの隣国インドの国旗についても調べてみました。
サフランはヒンドゥー教、緑はイスラム教、白は2宗派の和解とその他の宗教を表すとされていましたが、宗派を連想させることを避けるため、それぞれ勇気、豊穣、平和という意味が近年付与されたそうです。
中央にあるのは仏教のシンボルとされている「法輪(チャクラ)」と呼ばれるもの。
スリランカとインド、国旗の図案はかなり異なりますが、宗教がモチーフになっている点は共通です。