[そば]付きの機内食2

 2002年は8月と12月に広州へ行っており、広州~福岡間の麺は[8]の字(正確には[88])に束ねて盛られていました。

 日本も中国も[8]の数字は縁起の良い数字なので、麺の盛り方にもそれが反映されるのでしょうか。

 日本では、縁起の良い数字は奇数(1、3、5、7,9)ですが、[8]は漢数字の形[八]が「末広がり」として好まれます。

 中国では、広東語の[8]と[発]の発音が似ていて、[発]には発展する、拡大する、金持ちになるなどの意味があり、中国人がとても好む数字です。

「8」が入っている車のナンバープレートは大変人気があり、高額で取引されるそうですので、8が4つ付いた知人の車は中国人には垂涎の的かもしれません。

 そういえば、北京オリンピック開会式の開始は2008年8月8日午後8時8分でした。縁起の良い数字ということで話題になりましたね。

ラッキーナンバー、アンラッキーナンバーから世界を見るのも面白そうです。

 横向きの「8]の字は無限大(∞)にも見えます。

 中国の麺は、北は小麦粉、南は米を原料としたものが多いので、この卵麺、米粉を使ったものと思います。