成人の日

今日(9日)は成人の日。

北九州市の式典は昨日「北九州メディアドーム(この病院からドームの一部が見えます)」で実施されました。

昨年、成年年齢が18歳に引き下げられましたが、対象年齢はこれまで通り20歳とし、これに伴い「成人式」から「北九州市20歳の記念式典」に名称が変わりました。

ちょっと長ったらしいですね。

北九州市の成人の日はいつの頃からか、ド派手な衣装で全国的にも有名になりました。

私はといえば、寮の仲間と普段着よりは少しマシという程度のワンピース姿で式典に参加しました。戦後20年の年ですから振袖姿の人は少なかったと思います。

クレオパトラ」の映画を見た帰りに目にした「若草山焼き」の炎は今でも鮮明に焼きついています。若草山焼きは、長らく成人の日に実施されていましたが、近年は1月の第4土曜日に変更されています。

こんな地味な成人式の記憶しかない私には北九州市の成人の日の若者は宇宙人を見るような思いです。

彼らが今の私くらいの年齢になったとき、どんな社会になり、20歳の頃の自分をどのような思いで振り返るのでしょうかね。

「成人の日」の特別メニューは「グラタン」「ミネストローネ」「海藻サラダ」「コーヒーゼリー」。若者向きです。

12月28日に「グラタン」というタイトルで書いた「B病院でグラタンが出る可能性は少ない」は撤回します。熱々ではないけれど、美味しいなあと思える温度で供されました。グラタン皿を見てこれからも出そうと思いました。

はるか昔に成人の日を迎えた患者一人一人が、若い頃を懐かしく思い出したのではないでしょうか。